元・訪問介護事業所経営者が語る、現場のホンネ

未経験から障害者介護の仕事に転職した体験談|重度訪問介護の資格をすすめる理由

未経験から障害者介護の仕事に転職した体験談|重度訪問介護の資格をすすめる理由

運送業から、未経験で障害者介護の世界へ

私は、障害者の訪問介護に従事して20年以上になります。この業界に転職する前は、運送業で働いていました。毎日が充実している感じがなく、やりがいを感じられなくなっていたことが、転職を考え始めたきっかけです。

そんなとき、ある方から「こういう仕事があるよ」と教えてもらったのが、障害者介護の仕事でした。色々調べた結果、「人の役に立つ仕事ができる」ということにやりがいを感じられると思い、この世界に飛び込みました。

当時取得したのは「ホームヘルパー2級」という資格でした。土日コースで、確か2か月以上かかったと記憶しています。この資格は2013年の制度改正により、現在の「介護職員初任者研修」に移行しています。

未経験から始めた、登録ヘルパーとしての障害者介護

資格を取得後、登録ヘルパーとして障害者介護に従事しました。その事業所は、身体障害者の利用者が9割を占める事業所でした。シフト制で、目一杯働いていたのを覚えています。

この仕事に痛感した、コミュニケーション能力の重要性

働き始めてすぐに痛感したのは、障害者介護は、コミュニケーション能力が強く問われる仕事だということでした。利用者お一人おひとりによって、伝え方も、必要な配慮も異なります。

シフトのマンネリ化と、そこから見えた課題

ただ、実際に働いてみると、シフトは毎週同じような組み方になりがちで、同じ利用者様に継続して従事することが多くなります。それ自体は悪いことではありませんが、コミュニケーション能力をもっと伸ばすには、いろいろな方の介護に従事する必要があると感じるようになりました。

神野司

神野司

マンネリ化を感じてからは、複数の事業所を掛け持ちして、できるだけ多くの利用者様と関わるようにしました。その結果として、コミュニケーション能力を身につけられたと感じています。

今、未経験からこの仕事を目指すなら|重度訪問介護の資格をすすめる理由

当時を振り返って思うのは、重度訪問介護を利用されている方は多く、未経験の方でも、色々なケースを経験しやすいということです。これは、コミュニケーション能力を伸ばしたい未経験者にとって、お得な資格だと考えています。

初任者研修を長い期間かけて取得するより、短期間で取得できる重度訪問介護従業者養成研修で、色々なケースを経験する。最短かつ低コストで、コミュニケーション能力を伸ばせるという点が、この資格の強みです。

私が現場に入った当時と違い、今は重度訪問介護従業者養成研修という、実務経験不要で取得できる資格があります。今、障害者介護の仕事に興味があり、未経験の方から相談を受けたら、私は入り口として、この資格の取得をおすすめします。

資格の種類・選び方の詳細

重度訪問介護以外の資格(行動援護・同行援護等)との違いや、大阪市における移動支援への従事可否など、資格選びの詳細は以下のページで整理しています。

まとめ

未経験から障害者介護の仕事を始めるなら、実務経験が問われない重度訪問介護から入り、多くの利用者様との関わりを通じてコミュニケーション能力を伸ばしていく、という流れをおすすめします。20年以上この仕事に携わってきた実感として、遠回りに見えて、実は一番効率のいい入り口だと感じています。

執筆者
神野司(かみの つかさ)
大阪で訪問介護事業所を13年間経営。2018〜2022年は東京の高齢者デイサービス代表も兼任し、大阪・東京両方で採用面接を50例以上経験。
詳しいプロフィールはこちら

※当サイトでは、商品・サービスの紹介にアフィリエイト広告を利用しています。

この記事をシェアする

記事一覧へ戻る

関連記事 Relation Entry

関連する記事はまだありません。