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初任者研修の期間はどれくらい?費用・最短・無料で取る方法

初任者研修の期間はどれくらい?費用・最短・無料で取る方法

初任者研修の期間は、カリキュラムの130時間をどのペースで受けるかで決まり、1〜3か月ほどが目安です。毎日通えば1か月前後、土日だけなら2か月以上かかります。

この記事では、初任者研修の期間の計算のしかたを、厚生労働省の通知にもとづいて整理します。費用や無料で受ける方法、修了試験もあわせて説明します。ヘルパー2級を土日コースで取った筆者の経験や、事業所で研修中の給与を出していた話も紹介します。

初任者研修の期間|130時間を通うペースで1〜3か月

初任者研修の期間は、通学の頻度によって1〜3か月ほどです。研修は全部で130時間あり、このうち最大40.5時間は自宅での通信学習にできます。

通信の上限は科目ごとに決まっていて、「こころとからだのしくみと生活支援技術」は75時間のうち12時間までです。出典は厚生労働省の事務連絡(介護員養成研修の取扱細則の抜粋)です。

通信を最大まで使うと、教室で受ける時間は約89.5時間です。1日7時間で計算すると、通う日数は13日前後になります。

通うペース 期間の目安(13日通う場合)
週5日 約3週間〜1か月
週2日(土日など) 約2か月
週1日 約3か月

これは計算の一例です。実際の初任者研修の期間は、スクールの日程や通信の割合で変わるので、申し込む前に日程表で確かめてください。

神野司

神野司

私が取ったのは、初任者研修の前身のホームヘルパー2級です。土日コースで、2か月以上かかりました。

初任者研修の費用と期間の確かめ方

初任者研修の費用は、国が一律に決めた額がなく、スクールや地域で違います。期間とあわせて、受講料以外にかかるお金も含めた総額で比べることが大切です。

申し込む前に、次の点を確かめておくと安心です。

  • 受講料のほかに、テキスト代や実習費がかかるか
  • 欠席したときの振替授業があるか、追加の費用はかかるか
  • 修了試験に落ちたときの再試験の費用
  • 就職先や自治体の補助で戻ってくるお金があるか

振替の日程が少ないスクールでは、1回休むだけで初任者研修の期間が延びることがあります。働きながら通う人は、振替のしやすさも比べておきましょう。

初任者研修の取り方と期間の流れ

初任者研修の取り方は、指定を受けたスクールに申し込み、130時間を受けて修了試験に合格する流れです。スクールは、都道府県の指定を受けているかを確かめて選びます。

  1. 都道府県の指定を受けたスクールを選ぶ
  2. 通信学習とスクーリング(通学)で130時間を受ける
  3. 介護技術の評価と、筆記の修了試験を受ける
  4. 合格すると修了証が発行される

修了証は、介護技術の習得が講師に評価され、修了試験の結果が基準を超えた人に発行されます。出典は厚生労働省「介護員養成研修の取扱細則」です。

初任者研修を無料で受けるときの期間

初任者研修を無料で受ける方法は、公的な職業訓練を使うか、勤め先や紹介会社に費用を出してもらうかです。無料の職業訓練は、ほかの科目と一緒に学ぶため、期間が長くなります。

たとえば東京都立多摩職業能力開発センター府中校では、生活支援サービス科の在籍者が初任者研修を受けられます。

2026年10月16日に確認したページでは、受講料は無料で、テキスト代6,160円(2024年1月時点)がかかります。出典は東京都立多摩職業能力開発センター府中校です。

勤め先が費用を出す場合は、働きながら初任者研修を受けられ、期間中の収入も途切れません。筆者の事業所でも、スタッフに初任者研修を受けてもらっていました。

神野司

神野司

研修を受けている間も給与を出していたので、スタッフは安心して資格を取れていました。

求人票の「資格取得支援あり」の中身は、職場によって違います。費用を出す時期や条件の見分け方は、次の記事にまとめています。

初任者研修をオンライン・最短期間で取る方法

初任者研修をオンラインだけで終えることはできず、最大40.5時間の通信のほかは通学が必要です。最短の期間で取るなら、通信を多く使い、スクーリングを毎日入れられるコースを選びます。

通学の時間は約89.5時間なので、平日に毎日通えば、3週間ほどで教室の授業を終えられる計算です。ただし、通信の課題や修了試験の日程も入るため、全体では1か月前後を見ておくと無理がありません。

初任者研修を短い期間で急いで取る場合でも、介護技術の評価は省けません。仕事を始める時期から逆算して、日程を選んでください。

初任者研修は難しい?落ちたときの期間

初任者研修の修了試験は、介護の入口の研修として「列挙・概説・説明できるレベル」を想定した筆記試験です。時間は1時間程度で、研修の130時間とは別に行います。

基準に届かなかったときは、補講などで到達目標に近づけるよう、スクールが対応することになっています。出典は厚生労働省「介護員養成研修の取扱細則」です。

府中校の例では、70点以上で修了です。70点未満のときは、後日もう一度試験を受けます。再試験の分だけ初任者研修の期間は延びるので、日程と費用を事前に聞いておきましょう。

研修を終えたあとは、実務者研修、介護福祉士と進む道があります。資格ごとの給与の違いは、次の記事で比べています。

初任者研修の期間まとめ

初任者研修の期間は、130時間をどのペースで受けるかで1〜3か月ほどになります。通う日数と振替のしやすさを先に確かめると、予定どおりに終えやすくなります。

  • 130時間のうち、通信は最大40.5時間まで
  • 毎日通えば1か月前後、土日だけなら2か月以上
  • 無料で受けるなら、職業訓練か勤め先の支援を使う
  • 修了試験は1時間程度。落ちても再試験がある

気になるスクールが見つかったら、日程表で通う日数と振替の条件を確かめてみてください。

執筆者
神野司(かみの つかさ)
大阪で訪問介護事業所を13年間経営。2018〜2022年は東京の高齢者
デイサービス代表も兼任し、大阪・東京両方で採用面接を50例以上経験。
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