元・訪問介護事業所経営者が語る、現場のホンネ

名古屋の介護の求人|訪問介護の探し方と市の支援制度

名古屋の介護の求人|訪問介護の探し方と市の支援制度

名古屋の介護の求人は、名古屋市が介護報酬の地域区分で3級地にあたり、全国でも報酬の単価が高い地域で出ています。愛知県の最低賃金は2026年10月から1,195円で、市には介護職員の奨学金返済を助ける制度もあります。

この記事では、名古屋で介護の求人を探す人に向けて、公的なデータと市の支援制度、訪問介護の求人の見方を整理します。訪問介護の事業所を13年間経営し、求人を出す側だった筆者の経験も紹介します。

介護の求人 名古屋の特徴|地域区分と最低賃金

介護の求人で見ると、名古屋市は地域区分の3級地(上乗せ15%)で、訪問介護の1単位は11.05円です。同じ愛知県でも、市町村によって区分が違います。

項目 名古屋市
地域区分(2024〜2026年度) 3級地(15%)
訪問介護の1単位 11.05円
通所介護の1単位 10.68円
愛知県の最低賃金 1,195円(2026年10月1日から)

出典は、厚生労働省の地域区分の資料と、令和8年度地域別最低賃金の全国一覧です。

地域区分は、事業所に入る報酬の単価の話です。給料の額そのものは、求人ごとに手当を含めた総額で比べてください。

名古屋市の介護の求人と支援制度

名古屋市の介護の求人で働く人が使える制度に、「介護・障害福祉職員等奨学金返済支援事業」があります。市内の事業所で常勤として働き、自分の名義で奨学金を返している人が対象です。

条件 助成額(年)
基本 15万円
継続3年以上の在籍+実務者研修修了など 22.5万円
継続4年以上の在籍+介護福祉士など 30万円

助成の期間は最長5年で、申請は在籍する事業所を通して行います。対象の職種は、介護職員・介護支援専門員・相談支援専門員・看護職員です(出典:名古屋市 令和8年度奨学金返済支援事業)。

奨学金を返している人は、応募する事業所がこの制度の申請に協力してくれるかを、面接で聞いておくと安心です。

訪問介護の求人 名古屋で探すときの見方

名古屋で訪問介護の求人を見るときは、時給や月給の額より先に、手当の内訳と勤務の時間帯を確かめます。訪問介護は、夜や早朝のサービスがある事業所もあるためです。

筆者の事業所では、訪問介護で夜23時のサービスもありました。処遇改善の加算も、給料の中で次のように分けて支払っていました。

神野司

神野司

処遇改善の加算は、毎月の資格手当・役職手当・能力給として配っていました。年2回の賞与のときにも、一時金として支払っていました。

このように、処遇改善の分が手当や賞与に分かれていると、求人票の基本給だけでは年収が見えません。手当と賞与の内訳を、面接で具体的に聞いてみてください。

常勤と登録ヘルパーの違いなど、訪問介護の求人の選び方は、次の記事にまとめています。

介護の求人 名古屋まとめ

名古屋の介護の求人は、地域区分3級地の名古屋市を中心に、報酬の単価が高い地域で出ています。市の奨学金返済支援も、使えるかどうかを確かめておきたい制度です。

  • 名古屋市は3級地。訪問介護の1単位は11.05円
  • 愛知県の最低賃金は2026年10月から1,195円
  • 奨学金返済支援は年15万〜30万円、最長5年
  • 訪問介護は、手当の内訳と時間帯を確かめる

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執筆者
神野司(かみの つかさ)
大阪で訪問介護事業所を13年間経営。2018〜2022年は東京の高齢者
デイサービス代表も兼任し、大阪・東京両方で採用面接を50例以上経験。
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