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介護福祉士の合格点|2026年は64点、過去の推移と合格基準

介護福祉士の合格点|2026年は64点、過去の推移と合格基準

2026年1月に行われた第38回介護福祉士国家試験の合格点は、125点中64点でした。

点数は毎回変わり、総得点の60%程度を基準に、問題の難しさで補正して決まります。

この記事では、公式の発表をもとに、合格点の決まり方と過去の推移、合格発表の日程を整理します。2014年に受験した筆者の体験も紹介します。

介護福祉士の合格点2026|第38回は64点

第38回(2026年1月25日実施)の介護福祉士の合格点は、125点中64点でした。過去20年の筆記試験で、最も低い合格点です。

項目 第38回の結果
合格点 64点(125点満点)
受験者数 78,469人
合格者数 54,987人
合格率 70.1%
パート別の合格点 A 32.23点/B 20.43点/C 11.33点

出典:厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験合格発表」、同「合格基準及び正答について」

次の第39回は、2027年1月31日に行われます。合格点は、試験のあとに発表されるまで分かりません。

介護福祉士の合格点の過去の推移

介護福祉士の合格点は、ここ10年で64点から78点の間で動いています。同じ点数が続くことはなく、回によって10点以上変わります。

回(実施年) 合格点 合格率
第38回(2026年) 64点 70.1%
第37回(2025年) 70点 78.3%
第36回(2024年) 67点 82.8%
第35回(2023年) 75点 84.3%
第34回(2022年) 78点 72.3%
第33回(2021年) 75点 71.0%
第32回(2020年) 77点 69.9%

出典:合格率は厚生労働省「受験者・合格者・合格率の推移」、合格点は社会福祉振興・試験センターの各回の発表をまとめたきらケアの一覧より。

第28回(2016年1月)までは、120点満点の試験でした。今と点数をそのまま比べられない点に注意してください。

介護福祉士の合格ラインは?合格点を決める合格基準

介護福祉士の合格ラインは、総得点の60%程度を基準に、問題の難しさで補正して決まります。そのうえで、11の科目群すべてで得点が必要です。

介護福祉士の合格点は60%程度が基準

公式の合格基準では、125点の60%程度を基準とし、問題が難しい回は合格点が下がります。第38回の64点は、満点の約51%にあたります。

もう一つの条件が、11の科目群すべてで1点以上取ることです。合計点が合格点を超えても、0点の科目群があると不合格になります(出典:社会福祉振興・試験センター「合格基準」)。

苦手な科目を捨てる勉強法は、この条件があるため危険です。

介護福祉士は60点で受かる?

介護福祉士の試験は、60点では合格できなかった回しかありません。ここ10年で最も低い合格点は、第38回の64点です。

合格点は試験のあとに決まるため、最初から6割(75点)を目標にしておくと安心です。

介護福祉士の合格点にはパート合格もある

第38回から、試験をA・B・Cの3つのパートに分けて判定する「パート合格」が始まりました。全体で不合格でも、基準を超えたパートは合格になります。

  • Aパート:科目群①〜④(60点)
  • Bパート:科目群⑤〜⑨(45点)
  • Cパート:科目群⑩⑪(20点)

合格したパートは、翌年と翌々年の試験で受験が免除されます。第39回からは、不合格だったパートだけを選んで受けられます(出典:社会福祉振興・試験センター「パート合格について」)。

介護福祉士の合格点と合格率

介護福祉士の合格率は、第38回で70.1%でした。合格点が過去20年で最も低かった回でも、受験者の7割ほどが合格しています。

過去10年の合格率は、最も低い回で69.9%、最も高い回で84.3%です。同じ10年で、合格点は64点から78点まで動いています(出典:厚生労働省)。

第38回では、パート合格の人もいました。厚生労働省の発表では、Aパート3,935人、Bパート1,509人、Cパート6,181人です(重複あり)。

介護福祉士の合格点と合格発表

介護福祉士の合格点は、合格発表と同じ日に公表されます。正答も、このときにあわせて公開されます。例年は3月の中旬から下旬です。

回 合格発表
第38回 2026年3月16日(月)14時
第39回 2027年3月23日(火)予定、結果通知は3月26日発送予定

合格者の受験番号は、社会福祉振興・試験センターのホームページに載ります。受験者には、総得点や科目群ごとの得点も通知されます(出典:社会福祉振興・試験センター「第39回試験」、同「出題基準・合格基準」)。

介護福祉士の合格点と解答速報

介護福祉士の解答速報は、資格学校などが独自に出すもので、公式のものではありません。公式の正答は、合格発表の日まで出ません。

解答速報で自己採点をしても、合格点はその時点では分かりません。合格点は問題の難しさで毎回変わるからです。

筆者も2014年に受験したとき、自己採点で「落ちた」と思いました。

神野司

神野司

自己採点はギリギリ届かない感触でした。当時は筆記に受かった人が実技試験を受ける形で、実技では声かけをしすぎて試験官に注意されました。もうだめだと思っていたら、合格していました。

当時の第26回は、筆記が1月26日、実技が3月2日でした(出典:厚生労働省の当時の発表)。自己採点が微妙でも、発表までは結果を決めつけないことが大切です。

介護福祉士の合格点から見た難易度

介護福祉士は、合格点が満点の5〜6割、合格率が7〜8割の試験です。解説サイトでも、介護・福祉の資格の中では比較的取りやすいとされています。

比べると、ケアマネ試験の合格率は第28回で25.6%でした(出典:きらケア)。ただし、資格ごとに受験資格や科目が違うため、合格率だけで比べることはできません。

筆者は、勉強時間をほとんど取れないまま受験しました。それでも合格できたのは、仕事で役所とのやり取りが多く、制度の知識が身についていたからだと思います。

働きながら受ける人は、実務で触れている分野から固めると効率的です。勉強の進め方は、こちらの記事で紹介しています。

独学でペースを作るのが不安な人は、通信講座を使う方法もあります。ユーキャンの講座の内容・費用と、申し込む前の注意点は、こちらで確認できます。

介護福祉士の合格点まとめ

直近の介護福祉士の合格点は、満点の半分を少し超えるところでした。次の第39回の合格点が分かるのは、2027年3月23日です。

  • 目標は6割。難しい回なら5割前後まで下がることもある
  • 苦手な分野も、0点にだけはしない
  • 全体で落ちても、パートの結果は次に残る
  • 試験直後の自己採点で、結果を決めつけない

まずは6割を目標に、0点の科目群を作らない勉強を続けていきましょう。

執筆者
神野司(かみの つかさ)
大阪で訪問介護事業所を13年間経営。2018〜2022年は東京の高齢者
デイサービス代表も兼任し、大阪・東京両方で採用面接を50例以上経験。
詳しいプロフィールはこちら

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