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介護福祉士の勉強方法|働きながら合格を目指す勉強法・過去問の使い方を解説

介護福祉士の勉強方法|働きながら合格を目指す勉強法・過去問の使い方を解説

介護福祉士の勉強方法

介護福祉士国家試験は、3パート・4領域の12科目と総合問題1科目、あわせて13科目から125問が出題されます。範囲が広いため、参考書を1ページ目から順番に読み込もうとすると、途中で挫折しやすくなります。

この記事では、最初にやるべきこと・過去問の使い方・苦手科目への向き合い方・働きながらの進め方を、順を追って解説します。まずは「今の自分がどこまで理解できているか」を確認してから、学習計画を立てていきましょう。

なお、この記事は「自分が受験資格を満たしている」ことを前提とした勉強法の解説です。まだ受験資格を確認していない方は、先に以下の記事で自分の該当ルートを確認しておくことをおすすめします。

介護福祉士の勉強方法・5段階の学習ロードマップ(勉強開始→基礎学習→過去問→苦手分野復習→直前対策)

介護福祉士の勉強は何から始める?

いきなり参考書を最初のページから読み込むのではなく、まず過去問を1回分解いて、現在の理解度を確認することから始めてください。「知っているつもり」の分野と、まったく歯が立たない分野を先に切り分けておくと、その後の勉強時間を無駄なく配分できます。

現在地を確認したうえで、基本的には次の流れで進めます。

  • 基礎知識を身につける
  • 過去問を解く
  • 間違えた問題を確認する
  • 苦手分野を繰り返す
  • 試験前に総復習する

注意したいのは、「過去問の答えを覚えるだけ」で終わらせないことです。同じ問題が本番でそのまま出題されるとは限らないため、正解・不正解にかかわらず、なぜその答えになるのかという理由まで確認する習慣をつけてください。

介護福祉士の勉強方法|基本の進め方

介護福祉士の勉強は、「試験範囲の確認→基礎知識の習得→過去問演習→間違えた部分の復習→直前対策」という流れを繰り返すことで、少しずつ知識を定着させていきます。ここでは、そのうち試験範囲の確認から間違えた問題の復習までを、具体的に見ていきます。

①まず試験範囲を確認する

介護福祉士国家試験は、総得点の60%程度を基準として、問題の難易度によって補正された点数以上を得点することに加え、11の試験科目群すべてで得点することが合格基準の一つです(公益財団法人社会福祉振興・試験センターの基準による)。総得点だけを満たしても、1つでも0点の科目群があれば不合格になります。

つまり、得意科目だけに学習時間を集中させるのではなく、試験範囲全体を確認して、11の試験科目群すべてで得点できるように学習を進めることが重要です。最初に13科目全体にどんな分野が含まれているかをざっと確認し、そのうえで苦手分野に多めの時間を配分する計画を立ててください。

「得意科目だけ勉強する」のは避けてください。得意分野に時間を使いすぎると、苦手な試験科目群の学習が不足する可能性があります。総得点だけでなく、11の試験科目群すべてで得点できるよう、試験範囲全体を一度は確認しておきましょう。

②基礎知識をインプットする

過去問を解く前提として、テキストや講義動画を使い、介護の基本的な考え方・関連制度・各分野の重要事項を一通り整理しておきます。いきなり問題演習から入ると、「なぜその答えになるのか」を理解しないまま暗記だけが進んでしまい、応用が利く知識になりにくいためです。

テキストと講義で基礎知識をインプットし、重要ポイントを整理するイメージ

③過去問を解いて知識を定着させる

基礎知識をひと通り確認したら、過去問を使って知識を定着させていきます。過去問は単なる確認テストではなく、知識を体に染み込ませるための教材として使うのがポイントです。おすすめの流れは次のとおりです。

  • 問題を解く
  • 答え合わせをする
  • 解説を読む
  • 間違えた理由を確認する
  • もう一度解く

市販の過去問集のほか、通信講座を利用する場合は過去問の解説講義がセットになっていることもあります。たとえばアガルートの介護福祉士講座では、直近3年分の過去問を扱う「過去問解説講座」が用意されており、解説を聞きながら間違えた理由を確認する使い方ができます。

正解した問題でも油断は禁物です。たまたま正解しただけの問題も含まれているため、なぜその選択肢が正しいのかを自分の言葉で説明できない問題は、正解・不正解にかかわらず復習対象に入れてください。

④間違えた問題を繰り返す

過去問を解き終えたら、すべての問題を同じ回数だけ解き直すのではなく、理解できていない部分を重点的に復習します。優先順位をつけるとすれば、次の順番です。

  • 間違えた問題
  • 正解したが理由を説明できない問題
  • 苦手だと感じている分野

勉強時間を増やすことよりも、「わかっていない部分」に時間を集中させることの方が、限られた時間の中では効率的です。

介護福祉士は働きながら勉強できる?

介護職として働きながら受験を目指す場合、平日にまとまった学習時間を確保するのが難しい方も多いはずです。まとまった時間だけに頼るのではなく、スキマ時間を組み合わせて積み重ねていくことが、働きながら合格を目指すうえでの基本になります。

仕事がある日は短時間でも継続する

毎日長時間勉強することだけを目標にすると、忙しい日に勉強できなかったときに続かなくなってしまいます。たとえば、次のように学習時間を分ける方法があります。

  • 出勤前
  • 通勤時間
  • 休憩時間
  • 帰宅後
  • 休日

「1日○時間勉強すれば必ず合格できる」というものではありません。勉強できる時間は人によって異なるため、まずは無理なく続けられるペースを見つけることを優先してください。

スキマ時間を使った勉強方法

働きながら勉強を進めるコツは、短時間で取り組める学習と、まとまった時間が必要な学習を分けて考えることです。すべての学習を「机に向かって集中する時間」だけでまかなおうとすると、忙しい時期に勉強が止まってしまいやすいため、内容によって使う時間帯を変えてみてください。

  • スキマ時間:暗記・復習・問題確認
  • まとまった時間:講義・過去問演習・苦手分野の学習

通信講座の中には、こうした使い分けを前提に設計されているものもあります。たとえばアガルートの介護福祉士講座は、1チャプターあたり10〜30分程度に区切られたマイクロラーニング形式を採用しており、通勤時間や休憩時間などのスキマ時間に1チャプターずつ進める使い方ができます。

介護福祉士の過去問はどう使う?

過去問は「解いて終わり」にしてしまうと、点数の上下に一喜一憂するだけで終わってしまいます。目的は点数を出すことではなく、自分がどこを理解できていないかを見つけることにあります。

過去問を1回解いて現在の実力を確認する

最初に解く過去問は、点数を競うためのものではなく、これから勉強する場所を見つけるためのものと考えてください。この段階で高得点を取れなくても、問題ありません。むしろ、どの分野でつまずいたかを把握できたことの方が収穫です。

過去問を繰り返して弱点を克服する学習サイクル図(過去問→弱点発見→復習→再挑戦)

2周目以降は間違えた問題を重点的に解く

2周目からは、すべての問題を均等に解き直すのではなく、一度正解できた問題より、理解できていない問題を優先してください。同じ問題を繰り返し解くうちに、「正解できたから理解できている」のか「答えを覚えてしまっただけ」なのかを、自分自身で判断できるようになっていきます。

介護福祉士の勉強で苦手科目をどう対策する?

13科目という範囲の広さから、得意・不得意が科目ごとにはっきり分かれやすいのも、介護福祉士国家試験の特徴です。苦手科目を後回しにし続けると、直前になって手をつけられなくなるため、早い段階で把握して学習時間を配分しておく必要があります。

苦手科目を見つける方法

「なんとなく苦手」という感覚だけで判断せず、過去問を解いた際の科目別の正答率や、間違えた問題の傾向を記録に残しておくことをおすすめします。感覚ではなく、実際の結果から苦手科目を判断することで、勉強時間の配分にも根拠を持たせられます。

苦手科目だけを勉強し続けない

苦手科目の克服は重要ですが、そこに時間を使いすぎると、これまで得意だった科目の知識が抜け落ちてしまうこともあります。一つの科目に時間を使いすぎて、ほかの科目の学習が遅れないよう、苦手分野の克服と得意分野の維持を両立させる意識を持ってください。

介護福祉士は独学と通信講座のどちらがいい?

ここまで紹介した勉強方法は、独学でも通信講座でも共通して使える考え方です。どちらが向いているかは、学習スタイルや、日々の生活の中で確保できる時間によって変わります。

方法 向いている人
独学 自分で学習計画を立てられる人
通信講座 講義や質問サポートを利用したい人
通信講座 学習範囲や進め方を整理して勉強したい人

「学習計画を自分で組み立てるのが苦にならない」という方は、市販のテキストや過去問集を使って独学で進める方法があります。一方で、「何から手をつければいいか自分では判断しづらい」「疑問点を質問できる環境がほしい」という方は、学習範囲や進め方が整理された通信講座を利用する方法もあります。ここからは、通信講座の選択肢の一つとして、アガルートの介護福祉士講座の内容を具体的に見ていきます。

アガルートの介護福祉士講座という選択肢

「通信講座を利用して勉強したい」という場合の選択肢として、アガルートの介護福祉士講座を紹介します。第39回(2026年度)向けの合格カリキュラムには、次の内容が含まれています。

  • 合格総合講義(約16時間)
  • 過去問解説講座(直近3年分)
  • 総まとめ講座
  • 直前対策講座
  • オリジナル問題・模擬試験(全1回)
  • 質問対応制度「KIKERUKUN」(合格カリキュラム受講生は期間中20回まで利用可)
  • 学習サポーター(学習の進め方・スケジュールの相談に対応)
  • ホームルーム(毎月10日ごろ配信される、受講生の疑問に講師が答える動画コンテンツ)

「アガルートを使えば必ず合格できる」というものではありません。合格を保証する講座ではないため、ここでは実際に用意されている教材・サポート内容を事実として紹介します。価格は、合格総合講義が32,780円(税込)、これに過去問解説講座・総まとめ講座・直前対策講座・模擬試験等をまとめた合格カリキュラムが49,280円(税込)です(2026年9月時点、価格は変更される場合があるため最新情報は公式サイトでご確認ください)。

アガルートは働きながら勉強したい人にも対応

まとまった勉強時間を取りにくい人でも学習を進めやすいよう、講義は1チャプターあたり10〜30分程度に細かく分けられています。通勤時間や休憩時間などのスキマ時間に1チャプターずつ進め、帰宅後にまとまった時間が取れたときに過去問演習に取り組む、という使い方ができます。

働きながらスキマ時間で介護福祉士の講座を受講するイメージ(仕事→通勤・休憩→短時間講義→帰宅後に過去問)
神野司

神野司

訪問介護事業所を経営していたころ、資格取得を目指しながら働くスタッフを何人も見てきました。忙しい日に無理をして長時間机に向かうより、短い時間でも毎日続けている人の方が、結果的に学習を継続できていた印象があります。

アガルートの無料体験を利用してから検討する

いきなり申し込むのではなく、講義の進め方やテキストの内容が自分に合うかどうかを確認してから検討することをおすすめします。アガルートでは、無料会員登録をすることで、資料請求や講座の無料体験を利用できます。

介護福祉士の勉強方法を検討していて、通信講座の内容を具体的に確認したい方は、まず無料体験・資料請求から内容を見てみてください。

介護福祉士の勉強方法に関するよくある質問

ここまで紹介してきた勉強方法について、始める前に特に気になりやすい疑問をまとめました。あわせて確認しておくと、学習計画を立てる際の迷いを減らせます。

介護福祉士は独学でも勉強できる?

独学でも合格を目指すことは可能です。ただし、13科目という範囲の広さを自分一人で整理し、学習計画を立てて実行し続ける必要があります。学習計画を立てるのが苦にならない方であれば、市販のテキスト・過去問集を使った独学でも対応できます。

介護福祉士の勉強はいつから始める?

試験日から逆算して、範囲全体をインプットする期間・過去問演習の期間・直前の総復習期間を分けて確保できる時期から始めるのが基本です。仕事と両立する場合は、直前に詰め込むより、早めに少しずつ積み重ねる方が無理なく続けやすくなります。

介護福祉士の過去問は何年分やればいい?

「何年分やれば合格できる」という明確な基準はありません。ただし、1年分だけでは出題傾向のばらつきを把握しづらいため、複数年分の過去問に触れ、間違えた問題を繰り返し復習する方が知識の定着につながりやすくなります。

働きながら介護福祉士の勉強をするには?

出勤前・通勤時間・休憩時間・帰宅後・休日など、生活の中にある時間を洗い出し、暗記・復習のような短時間でできる学習と、講義・過去問演習のようなまとまった時間が必要な学習を分けて配分するのが基本です。通信講座の中には、講義を短いチャプターに分けてスキマ時間で受講できるよう設計されているものもあるため、自分の生活リズムに合わせて学習方法を選ぶとよいでしょう。

通信講座を利用するメリットは?

学習範囲や進める順番があらかじめ整理されているため、「何から手をつければいいか」で迷う時間を減らせる点がメリットです。また、疑問点をその都度質問できるサポート制度が用意されている講座であれば、独学よりも理解があいまいなまま先に進んでしまうリスクを減らせます。

介護福祉士の勉強方法まとめ

介護福祉士の勉強は、①今の理解度を確認する、②基礎知識をインプットする、③過去問を解く、④間違えた問題を復習する、という流れを繰り返しながら、13科目・11科目群すべてで得点できる状態を目指すことが基本になります。働きながら受験する場合は、スキマ時間と、まとまった時間の使い分けを意識してください。

最後に、学習方法の選び方を整理します。

  • 自分で学習計画を立てて進められる → 独学
  • 学習計画や講義・質問サポートを利用したい → 通信講座

通信講座を検討する場合は、アガルートの介護福祉士講座であれば、約16時間の合格総合講義・直近3年分の過去問解説・模擬試験・質問対応制度などがまとまった合格カリキュラムが用意されています。無料体験も利用できるため、講座の内容が自分に合うか、申し込み前に確認してみてください。

資格取得後の給与の変化や、転職・キャリアパスの考え方については、以下の記事もあわせてご覧ください。

執筆者
神野司(かみの つかさ)
大阪で訪問介護事業所を13年間経営。2018〜2022年は東京の高齢者デイサービス代表も兼任し、大阪・東京両方で採用面接を50例以上経験。
詳しいプロフィールはこちら

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