元・訪問介護事業所経営者が語る、現場のホンネ

介護福祉士の申し込み|必要書類・実務経験証明書・受験料と日程

介護福祉士の申し込み|必要書類・実務経験証明書・受験料と日程

介護福祉士の受験の申し込みは、インターネットだけで受け付けています。郵送の願書はありません。

第39回試験(2027年1月31日)の申し込みは、2026年7月22日から9月2日まででした。

この記事では、申し込みの流れと必要書類、実務経験証明書、受験料と試験会場を、公式の案内をもとに整理します。訪問介護事業所を経営しながら2014年に受験した筆者の体験も紹介します。

介護福祉士の申し込みはインターネットだけ

介護福祉士の申し込みは、社会福祉振興・試験センターのホームページから行います。メールアドレスと顔写真のデータを先に用意しておきます。

  • メールアドレスを登録する
  • 受験資格の区分を選び、情報を入力する
  • 顔写真をその場で撮るか、データを上げる
  • 受験手数料を支払う
  • 必要書類を提出する

受験上の配慮や、ふりがな付きの問題用紙の希望も出せます。どちらも申し込みの途中で手続きします(出典:社会福祉振興・試験センター「第39回試験」)。

介護福祉士の申し込みの必要書類

介護福祉士の申し込みの必要書類は、受験資格の区分で変わります。働きながら受ける人の多くは、実務経験証明書と実務者研修の修了証明書の2つです。

受験資格 主な必要書類
実務経験+実務者研修 実務経験(見込)証明書、実務者研修修了(見込)証明書
養成施設 卒業(見込)証明書など
福祉系高校(平成21年度以降入学) 卒業(見込)証明書
前の回で受験資格が確定した人 前の回の受験票か結果通知

証明書と今の氏名が違う場合は、戸籍の個人事項証明書なども必要です(出典:社会福祉振興・試験センター)。

介護福祉士の申し込みと実務経験証明書

介護福祉士の申し込みに使う実務経験証明書は、働いている事業所に作ってもらいます。本人が勝手に作ったり書き換えたりすると無効になり、罪に問われることもあると案内されています。

介護福祉士の申し込みに必要な実務経験

実務経験ルートでは、従業期間3年(1,095日)以上、従事日数540日以上が目安です。試験年度の3月31日までに満たす見込みなら、見込みの証明書で申し込めます。

受験資格の細かい条件は、こちらの記事で詳しく説明しています。

介護福祉士の申し込みで2か所勤務の人

同じ期間に2つ以上の事業所で働いていた人は、「従事日数内訳証明書」も必要です。実務経験証明書とあわせて出します。

試験センターは、事業所向けに証明書の作成支援ツールや従業期間計算表も用意しています。頼むときに、このページを事業所に伝えると話が早く進みます(出典:社会福祉振興・試験センター「実務経験証明書」)。

証明書だけを送っても、申し込みをしたことにはなりません。インターネットの手続きとセットで進めてください。

介護福祉士の申し込み期限と試験日程

第39回の介護福祉士の申し込みは、2026年9月2日で締め切られました。次に申し込めるのは、第40回の受付が始まってからです。

項目 第39回の日程
申し込み 2026年7月22日〜9月2日
受験票の発送 2026年12月11日
試験日 2027年1月31日(日)
合格発表 2027年3月23日(火)
結果通知の発送 2027年3月26日(金)

第39回の受付期間は、約1か月半でした。証明書を頼む時間も考えて、受付が始まる前から準備しておくと安心です。

介護福祉士の申し込みと受験料

介護福祉士の受験料(受験手数料)は、第39回で20,510円です。支払いは、クレジットカードかコンビニのどちらかを選びます。

支払いは、申し込みの受付期間内に終える必要があります。期間内に払えていないと、申し込みは無効になると案内されています(出典:社会福祉振興・試験センター)。

コンビニ払いを選んだ人は、払い忘れに気をつけてください。締め切りの直前に申し込むと、支払いが間に合わないおそれがあります。

介護福祉士の申し込みと試験会場2026

第39回の介護福祉士試験は、全国35の都道府県で行われます。申し込みで選ぶのは試験地で、細かい会場は12月11日発送の受験票で知らされます。

地方 試験地
北海道・東北 北海道、青森、岩手、宮城、秋田、福島
関東 群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川
中部 新潟、石川、長野、岐阜、静岡、愛知
近畿 京都、大阪、兵庫、和歌山
中国・四国 鳥取、島根、岡山、広島、香川、愛媛、高知
九州・沖縄 福岡、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島、沖縄

受験票で指定された会場以外では、受験できません。事情によって、近くの試験地に振り替えられることもあります。

介護福祉士の申し込みで後から変えられないこと

介護福祉士の申し込みでは、送信した後から変えられない項目があります。入力を始める前に、次の3つは必ず確かめておいてください。

  • 希望する試験地
  • 登録したメールアドレス
  • 申し込むパート(パート合格がある人)

筆者は2014年に、訪問介護事業所を経営しながら受験しました。もともと取るつもりはありませんでした。

神野司

神野司

経営者で管理者だったので、ヘルパー2級で仕事は回っていました。それでも、特定事業所加算のように介護福祉士の割合が求められる場面を考えて、受験を決めました。

事業所にとっても、介護福祉士の人数は加算や評価に関わります。勤め先に証明書を頼むときは、受験の目的を伝えると協力を得やすいと感じます。

申し込みを終えたら、合格ラインは介護福祉士の合格点、勉強の進め方は介護福祉士の勉強方法で確かめてください。通信講座を使うならユーキャンの介護福祉士講座も比べられます。

介護福祉士の申し込みまとめ

介護福祉士の申し込みは、受付期間が約1か月半と短めです。証明書の準備に時間がかかるので、早めの段取りがいちばんの対策です。

  • 手続きはインターネットだけ
  • 実務経験証明書は勤め先に頼む
  • 受験料は受付期間内に払う
  • 試験地とメールアドレスは後から変えられない

次の第40回を目指す人は、今のうちに勤め先へ証明書のことを相談しておきましょう。

執筆者
神野司(かみの つかさ)
大阪で訪問介護事業所を13年間経営。2018〜2022年は東京の高齢者
デイサービス代表も兼任し、大阪・東京両方で採用面接を50例以上経験。
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