元・訪問介護事業所経営者が語る、現場のホンネ

介護のバイトの探し方|夜勤・週1・高校生OKの仕事と注意点

介護のバイトの探し方|夜勤・週1・高校生OKの仕事と注意点

介護のバイトは、資格がなくても始めやすい日中の補助的な仕事と、時給が高めの夜勤バイトの2種類に大きく分かれます。どちらを選ぶかは、「いつ働けるか」と「資格を持っているか」で決まります。

この記事では、介護のバイトの種類、夜勤バイトや週1バイトの探し方、高校生が応募できる仕事、応募前に確認したい点を、事業所を13年経営してきた立場から整理します。

この記事の結論
・介護のバイトは「日中の補助」と「夜勤」の2種類が中心
・身体介護をする仕事は、資格(初任者研修など)が条件になることが多い
・週1・短時間の求人もある。応募前にシフトの決め方を確認する

目次

介護のバイトの種類|日中の補助と夜勤

介護のバイトは、日中に入浴や食事、送迎などを手伝う補助的な仕事と、夜間に施設の見守りや介助をする夜勤バイトの2つが中心です。日中の補助は資格なしで応募できる求人が多く、夜勤バイトは時給が高い分、介護の経験や資格を求められることが多くなります。

日中の補助 夜勤バイト
主な仕事 入浴・食事・送迎・レクリエーションの補助、清掃 夜間の見守り、排せつ介助、体位変換、朝の起床介助
資格 なしで応募できる求人が多い 経験者・有資格者を求める求人が多い
向いている人 まず介護の現場を知りたい人 日中は別の仕事や学業がある人

訪問介護(利用者の自宅を訪問する仕事)の身体介護は、介護職員初任者研修などの資格がないとできません。資格の種類は介護の資格の取り方にまとめています。

夜勤 介護 バイト|夜勤だけのバイトの探し方

夜勤だけの介護バイトは、求人サイトで「夜勤」「夜勤専従」と条件を指定して探すのが近道です。グループホームや有料老人ホームなど、夜間も入居者がいる施設が主な勤務先になります。

夜勤は1回の勤務が長く、16時ごろから翌朝まで続くこともあります。仮眠や休憩の取り方、1人で夜勤をするのか複数人なのかは、施設によって大きく違うため、応募前に必ず確認してください。夜勤を中心に正社員として働く方法は介護の夜勤専従で解説しています。

神野司

神野司

登録ヘルパーの頃と、開業前に正社員で働いていた頃は、重度訪問介護で16時から翌朝8時までの夜勤(宿直)に入っていました。仮眠は短い時間でしたが、それで十分に休めました。

介護のバイトは週1・短時間でもできる?

介護のバイトは、週1日や1日数時間から働ける求人もあります。デイサービスの入浴介助や送迎のように、忙しい時間帯だけ人手がほしい事業所があるためです。

一方で、週1日だと利用者の顔や業務を覚えるまでに時間がかかります。最初の数週間だけ少し多めに入れるかを相談すると、早く仕事に慣れることができます。

神野司

神野司

私の事業所でも、デイサービスで入浴介助のパートを雇っていました。10時から2時間ほどの勤務で、働いていたのは年配の主婦の方でした。

介護 バイト 高校生|高校生が応募できる仕事

高校生が応募できる介護のバイトは、配膳や清掃、レクリエーションの補助など、身体介護を伴わない仕事が中心です。高校生は労働基準法で深夜(22時〜翌5時)に働くことができないため、夜勤のバイトには応募できません。

高校生OKの求人は多くないので、求人サイトで「高校生歓迎」と条件を指定するか、近くの施設に直接問い合わせる方法もあります。学校のアルバイト許可が必要かどうかも、先に確認しておきましょう。

介護のバイトに応募する前に確認したいこと

応募前に確認したいのは、シフトの決め方、仕事の範囲、時給と交通費の3つです。面接の場で聞きにくいことほど、あとで「思っていたのと違う」の原因になりやすいからです。

  • シフトは自分で希望を出せるか、事業所が決めるか
  • 身体介護をするのか、補助だけか
  • 時給、夜勤手当、交通費の有無
  • 研修や見学の機会があるか

面接での質問のしかたは介護の面接・職場見学で聞くべき質問リストにまとめています。

まとめ|まずは日中の補助から、慣れたら夜勤も

介護のバイトを初めてするなら、資格なしで応募できる日中の補助から始め、仕事に慣れて資格を取ったら夜勤にも広げる、という順番が無理のない進め方です。働ける曜日と時間を決めてから求人を探すと、選びやすくなります。

執筆者
神野司(かみの つかさ)
大阪で訪問介護事業所を13年間経営。2018〜2022年は東京の高齢者デイサービス代表も兼任し、大阪・東京両方で採用面接を50例以上経験。
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