元・訪問介護事業所経営者が語る、現場のホンネ

介護福祉士の合格率と合格発表|2026年の結果と登録の流れ

介護福祉士の合格率と合格発表|2026年の結果と登録の流れ

介護福祉士の合格率は、2026年1月の第38回で70.1%でした。合格発表は2026年3月16日の14時で、受験者78,469人のうち54,987人が合格しています。

この記事では、介護福祉士の合格率を受験資格別に見ていきます。合格発表の日程と、合格したあとの登録の流れもあわせて整理します。2014年に受験し、落ちたと思っていた筆者の経験も紹介します。

介護福祉士の合格率2026|第38回は70.1%

介護福祉士の合格率は、第38回(2026年1月25日実施)で70.1%でした。受験者の約7割が合格する試験で、パート別の合格もこの回から始まりました。

項目 第38回の結果
受験者数 78,469人
合格者数 54,987人
合格率 70.1%
パート別合格(一部重複) A 3,935人/B 1,509人/C 6,181人

出典は、社会福祉振興・試験センターの第38回介護福祉士国家試験の合格発表についてです。

介護福祉士の合格率の推移

介護福祉士の合格率は、ここ5年で70%から84%の間を動いています。第38回の70.1%は、この5年でいちばん低い合格率でした。

回 受験者数 合格者数 合格率
第38回(2026年) 78,469人 54,987人 70.1%
第37回(2025年) 75,387人 58,992人 78.3%
第36回(2024年) 74,595人 61,747人 82.8%
第35回(2023年) 79,151人 66,711人 84.3%
第34回(2022年) 83,082人 60,099人 72.3%

合格点の推移や、合格点の決まり方は、次の記事にまとめています。

介護福祉士の合格率|受験資格別・外国人

介護福祉士の合格率は、受験資格のルートで大きく違います。第38回では、福祉系高校が90.9%、訪問介護員等が82.3%と高く、養成施設は58.8%でした。

受験資格の区分 受験者数 合格率
福祉系高等学校(専攻科を含む) 2,024人 90.9%
訪問介護員等 9,706人 82.3%
社会福祉施設の介護職員等 48,612人 69.7%
医療機関の看護補助者等 5,355人 67.8%
介護老人保健施設・介護医療院の介護職員等 4,892人 61.1%
介護福祉士養成施設 7,824人 58.8%

外国人では、経済連携協定(EPA)の候補者の合格率が31.8%(合格者380人)でした(出典:厚生労働省 第38回介護福祉士国家試験合格発表)。「日本人だけの合格率」は、国の発表では示されていません。

筆者は、訪問介護事業所の経営者兼管理者として働きながら、実務経験のルートで受験しました。

介護福祉士の合格率と難易度

介護福祉士の合格率が約7割ということは、しっかり準備すれば合格を狙える試験だといえます。ただし、合格点は年ごとの難しさで変わり、11の科目群すべてで得点が必要です。

筆者が受験した2014年の第26回は、合格率64.6%でした。今より合格率は低い回でしたが、問題が特別に難しかったという記憶はありません。

神野司

神野司

勉強はほとんどしておらず、自己採点ではぎりぎり不合格の感触でした。役所とのやり取りが多い仕事だったので、制度のことは勉強しなくても頭に入っていました。

働きながらの勉強法は、介護福祉士の勉強方法で紹介しています。

介護福祉士の合格率と合格発表|いつ・何時

介護福祉士の合格率は、合格発表の日に、合格者の受験番号と一緒に公表されます。第38回の合格発表は2026年3月16日(月)の14時でした。

回 試験日 合格発表
第38回 2026年1月25日 2026年3月16日 14時
第39回 2027年1月31日 2027年3月23日(予定)

合格者の受験番号は、社会福祉振興・試験センターのホームページに載ります。合格基準点と正答も同じ日に公表されます。

介護福祉士の合格率と合格通知・登録

介護福祉士は、合格しただけでは名乗れず、合格後に登録の手続きが必要です。合格者には合格証書が、不合格者にはその旨の通知が郵送され、どちらにも総得点や科目群ごとの得点が書かれています。

登録には、収入印紙9,000円分(登録免許税)と、登録手数料3,320円がかかります(出典:社会福祉振興・試験センター 新規登録の申請手続き、手数料改定のお知らせ)。

養成施設の卒業見込みの人は、3月31日までに受験資格を満たさないと試験が無効になります。合格証書は、受験資格を証明する書類を出したあとに送られます。

介護福祉士の合格率と不合格のとき

介護福祉士の合格率は約7割なので、不合格になる人も3割ほどいます。第38回からはパート別の合格が始まり、合格したパートは翌年・翌々年の受験で免除されます。

不合格の通知にも、科目群ごとの得点が書かれています。どのパートが届かなかったかを確かめて、次の受験の計画を立てましょう。

筆者の場合は、落ちたと思っていた試験に合格していました。

神野司

神野司

当時は筆記のあとに実技試験がありました。実技で必要以上に声掛けをして試験官に注意され、だめだと思いましたが、合格していました。

介護福祉士の合格率まとめ

介護福祉士の合格率は、第38回で70.1%でした。受験資格のルートで合格率は大きく違い、合格したあとは登録の手続きが必要です。

  • 第38回の合格率は70.1%、ここ5年では最も低い
  • 福祉系高校90.9%、訪問介護員等82.3%、養成施設58.8%
  • 第39回の合格発表は2027年3月23日の予定
  • 登録には、印紙9,000円と手数料3,320円がかかる

受験資格や申し込みの手順は、介護福祉士の受験資格で確かめてください。

執筆者
神野司(かみの つかさ)
大阪で訪問介護事業所を13年間経営。2018〜2022年は東京の高齢者
デイサービス代表も兼任し、大阪・東京両方で採用面接を50例以上経験。
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